黒カビが!?
なんと西表島で見つかった黒カビが急性脳梗塞の治療に効果があることがわかったそうです。
西表島でみつかった黒カビの名前は「スタキボトリスミクロスポラ」
なんとも覚えにくい名前ですが、この黒カビから脳梗塞の治療に効果のある化合物を作り出せることが突き止められたのだそうです。
脳梗塞に使われる血栓の溶解剤は脳梗塞の発症による炎症で血管がもろくなり出欠のリスクが高まるため発症後4時間半までしか使えないとされています。
しかし今回西表島で発見された黒カビによって開発する治療薬は血栓の溶解に加え、炎症を抑える働きもあり、発症後12時間まで使用の幅が広がるとの期待がされています
。
まだ臨床実験の途中で、新薬が完成したわけではありませんが、西表島から発見されたものが少しでも治療の役に立てる日が早く来ることを期待しています。