西表島の黒糖
台風が過ぎてからは気温も下がり過ごしやすくなってきました。西表島にも少しずつ秋の気配が近づいてきています。

西表島では冬になるとサトウキビの季節がやってきます。これ一面サトウキビなんです。芝生じゃありません。風にそよぐ姿はとてもきれいです。でも実はサトウキビ、とても大きいんです。

近づくと見上げるほど大きく、そして太くしっかりしています。
ご存知の通りサトウキビは黒糖の原材料。サトウキビは12月から4月ごろに収穫され、そのまま西表島島内の製糖工場へと運ばれます。
サトウキビは新鮮なほど糖度が高く、国産の黒糖は手間ひまかけて作られていてとても高価なものです。有名な和三盆も竹糖と呼ばれる茎が細いサトウキビから作られるそうです。
そしてなんと西表島産の黒糖は老舗和菓子屋さんのとらやさんに使用されているそうです。またドトールでも西表島産黒糖を使用した黒糖ラテなんかも販売されていました。
実際に食べてみると西表島の黒糖は風味が豊かで甘みにコクがありとても美味しいんです。
もちろん他の島でもサトウキビは栽培されていて黒糖が作られていますが、その島々によって味が違うそうです。
お土産として販売されている「八島黒糖」は色々な島の黒糖の味比べができ、西表島、波照間島、小浜島、与那国島、伊平屋島、粟国島、伊江島、多良間島の八つの島の味が楽しめます。自分へのお土産としてもおすすめです。
ぜひ西表島に来られたら黒糖も味わってみて下さいね。