世界自然遺産候補地
現在、西表島を含めた奄美大島、徳之島、沖縄島北部の4地域が世界自然遺産推薦候補地に選定されています。
多様で固有性の高い生態系を有することと絶滅危惧種の生息地として重要な場所ということが評価されたそうです。
今、日本では世界文化遺産が17、世界自然遺産に関しては屋久島と白神山地、知床、小笠原諸島のたった4つしかありません。
富士山も自然遺産と思われている方も多いと思いますが富士山は信仰の対象と芸術の源泉として文化遺産に登録されています。
日本で4件しかない自然遺産。それだけ貴重だということがわかりますね。
そんな世界自然遺産登録の条件をご紹介いたします。
1.自然美
最上級の自然現象、又は、類まれな自然美・美的価値を有する地域を包含する。
2.地形・地質
生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。
3.生態系
陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。
4.生物多様性
学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
以上の4つの基準を1つ以上を満たすことが必要です。
推薦候補地である奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の4地域はなんと3と4の二つの評価基準を満たしているそうです。
それだけ西表島には貴重な自然と生き物が豊富だということですね。レンタカーでドライブするだけで美しい景色と様々な生き物に出会うことができます。きっと都会では感じることのできない体験と思い出ができると思いますよ。
ぜひそんな魅力あふれる西表島で大自然を体感してみてください。