四角豆
四角豆、みなさんは食べたことありますか?
沖縄では「うりずん」とも呼ばれています。うりずんとは春の過ごしやすく新緑の美しい季節という意味だそうです。この四角豆も島野菜なんです。

見た目はとても独特な形をしていますよね。ひし形のさやに羽のようなフリルがついています。英語などではウィングビーンズなんて呼ばれているそうですよ。
うりずんと呼ばれているのとは違って夏から冬にかけて収穫されます。なので今頃の時期にはスーパーなどによく並んでいます。
味は生だと少し苦味がありますが、火を通すとほんのり甘みが感じられます。さっぱりした味でパリパリとした歯ごたえが楽しめます。サラダや炒め物、天ぷらなどにして食べられていますが、おすすめは天ぷらです。サクサクの衣にパリパリとした四角豆の食感がたまりません。
こんな見た目でも実は栄養満点なんです。良質なタンパク質にビタミンAやビタミンC、それに食物繊維も豊富に含まれているそうです。主に莢が食べられていますが、花や葉に根っこまで食べられるそうです。
1週間ほど日持ちするのでお土産なんかにもいいかもしれませんね。ただ鮮度が落ちてくるとフリルが黒ずんでくるのでなるべく新鮮なうちに食べましょう。
とっても美味しいのでぜひ西表島でも見かけたら食べてみてくださいね。