イリオモテヤマネコ
西表島といえばやっぱりイリオモテヤマネコ。
国の特別天然記念物、国内希少野生動植物種に指定されていて、環境省のレッドリストではもっとも絶滅の恐れが高いというランクに分類されています。
イリオモテヤマネコのような哺乳類が西表島のような狭い面積の地域で生息しているのはとても珍しいことのようです。しかも西表島だけに生息しているということも不思議ですよね。
また食生活も独特なようで鳥やカエルから昆虫や甲殻類まで食べるそうです。こんなに色々食べるネコ科も珍しく、さらに他のネコ科と違い鳥を食べるときは羽などむしらずそのまま食べてしまうとのことです。
写真でみるととても可愛らしく、せっかく西表に来たからには見たいという方は多いと思います。
ですが生息数は約100匹と推定されていてなかなか見れないだけでなく、保護をするため様々な取り組みがされています。
特に交通事故での死亡が多く、レンタカーを借りる際には40キロの制限速度を守り安全運転をお願いします。出没率の高い場所には標識やゼブラゾーンになっているので特にご注意ください。
イリオモテヤマネコの活動時間である夕方から夜間は見通しも悪くなるので細心の注意を払って運転しましょう。
交通事故は運転される方一人一人の意識で防ぐことができます。
ぜひ西表島の豊かな自然と絶滅の危機にある生き物を守るため、そして楽しい旅にするため安全運転でドライブを楽しみましょう。