ゆし豆腐と島豆腐
沖縄の豆腐はちょっと作り方が違うんです。
ふやかした大豆を水と一緒にすりつぶすまでは本州の豆腐と同じです。
違うのは火を通すタイミングで、本州の豆腐はすりつぶした大豆を煮てから絞るのですが沖縄の豆腐は絞ってから煮るんです。
これは生しぼりと呼ばれる伝統的な島豆腐の作り方でタンパク質が多く含まれたり、雑味の原因の抑制になったりするそうです。
煮た後ににがりを入れ固まり始めたふわふわした状態になったのがゆし豆腐で、ゆし豆腐を型に入れ固めたものが島豆腐になります。
ゆし豆腐と島豆腐の違いは固めるか固めないかの違いなんですね。
同じ豆腐でも少し手を加えるだけでこんなにも違うのもおもしろいですね。
ゆし豆腐も島豆腐も色々な料理に使われているので、ぜひ食べ比べてみてください。きっと美味しさに虜になるはず。

沖縄ではゆし豆腐も島豆腐も袋に入れて売られていて、これが昔ながらの売り方みたいです。ぜひスーパーなどでも探してみて下さいね。
12回の閲覧0件のコメント